写真を撮るおじさん

当時を思い出せるようにする為の写真撮影の記録

2020年3月の秋吉台の雲海を撮りたかった

こんにちは、センジャキです。

 

雲海を撮りたい。

そんな願望を抱きつつ今シーズンの冬を過ごしておりましたが、なかなか納得のいく写真が撮れずにもう3月。

 

そろそろ霧に遭遇できるチャンスも少なくなってきたので、今回を今冬最後の挑戦にしたいと思います。

 

前回の雲海撮影はコチラ

yuya-senjaki.hatenablog.com

 

今回撮影する場所は山口県美祢市秋吉台の「西の西山」

何度か秋吉台に通って分かったのは秋吉台の北側よりも南側の方が霧が濃いということ。

これまでは「北山」で撮影をしていましたが、今回は南側の高い位置から挑戦します。

 

場所としては以下を参照ください。

西の西山

上写真の頂上付近が西の西山になります。

この写真で見るとたいした事なさそうですが、歩いていくには少々キツイ坂道が続きます。

 

今回は

使用するカメラ:α7II

使用するレンズ:Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS SEL2470ZFíRIN 100mm F2.8 FE MACRO

です。

 

さて当日、朝日が顔を出すか出さないかの時間に出発。

道中に霧も発生していることを確認。

秋吉台道中の雲海

 

秋吉台の北側でも濃い霧が発生していたので、保険で北山からの風景も撮っておきます。

秋吉台北山からの雲海

 

サラッと流しましたが、北山での撮影も長者ヶ森駐車場から歩いて20分くらいかかります。

撮影時間と往復の移動時間合わせて1時間くらい。

そう、この1時間が雲海撮影の命取りになることに…。

 

北山での撮影も終わり、いよいよ西の西山へ。

秋吉台展望台駐車場に車を停めて歩いて向かいます。

 

展望台にてまだ霧が残っていることを確認。

秋吉台展望台からの雲海

 

急いで西の西山へ向け出発。

西の西山の案内板

凄くどうでもいいことだけど、頭痛が痛いに似たジャンルの名前だなと思う。 

 

ちなみに美祢市って熊が出るのかどうかが不安だったので熊除けの鈴も持ってきました。

熊除けの鈴

一応ネットで調べたりもしたんですが、有力な情報も得られなかったし、もし生息しているのなら3月は危ない気もしたので。

死にたくないし。

 

安全に気を使うに越したことは無いのですが、この鈴の音が想像以上にデカイ。

熊じゃなくて近くの野鳥が飛んでっちゃった。

撮影しようとしてたおじさんがコッチ見てたな。

邪魔してごめんなさい。

 

3月なのにダウンジャケットを着てきたワタクシは、大量の汗をかきながらも

 

くだる・のぼる・くだる・めちゃくちゃのぼる

 

という厳しいルートを辿り、やっと雲海の見える高さまでたどり着く。

写真を収めると…

秋吉台西の西山からの雲海

秋吉台西の西山からの雲海

散ってる…

着くのが遅すぎたんだ。

 

完全に北山での撮影が要らなかった。

あの1時間をロスしていなければ、もっといい景色が拝めたに違いない。

 

秋吉台西の西山の頂上

時間の経過とともに散りゆく霧を眺めながら、気力を失ったワタクシは頂上を目前にしながらも下山することに。

 

こうして西の西山からの雲海撮影の目的は達成できなかった。

っていうか西の西山高すぎ、気軽に来るところじゃないですわ。

こちとら酒を飲んだくれるメタボ要員のおじさんなんですよ。

 

余談ですが苦労して登る分、西の西山からの秋吉台の眺めは大変良い。

西の西山からの秋吉台の眺め

西の西山からの秋吉台の眺め

西の西山からの秋吉台の眺め

西の西山からの秋吉台の眺め

西の西山からの秋吉台の眺め

西の西山からの秋吉台の眺め

西の西山からの秋吉台の眺め

西の西山からの秋吉台の眺め

雲海だけでなく、この景色を眺めるだけでも来る価値はあると思う。

体力に自信のある方は是非挑戦してみて欲しい。

 

ただ分かっているとは思いますが、そのときは登山としてのキチンとした装備をしておいた方が良いです。

今回履いていた靴

間違ってもワタクシの様にウォーキング用の柔らかいシューズで挑まないようにしましょう。

降りで地獄を見ます。

靴の中が滑ってつま先がギュンッってなります、とても痛い。

 

もし次の冬も撮る気力が湧けばまた挑戦したい。

おしまい。